どーも、二流トレーナーです。
今回は今一番ホットなスピードサポートカード「SSRマチカネフクキタル」の考察についての記事です。
実はクライマックスシナリオでの最強スピードサポートカードは「SSRマチカネフクキタルなのでは?」という意見があることをご存知でしょうか?
マチカネフクキタルが実装直後はフクキタルを採用してのUGランク達成した人がいたということで話題になりました。
一部ではキタサンに匹敵する強いサポートカードではないかと言われていたものの
「どうせ、強いのはシナリオリンクがある今だけ」
「金スキルが弱すぎて使えない」
「アニバーサリーの前に引く価値はない」
などと言われ、多くの人からスルー推奨されてきたサポートカードです。
そんな、アオハル限定と思われていたサポートカードの評価がなぜ急上昇しているのか?
その理由についての考察記事となります。
アオハル時代のフクキタルの記事も書いているのでよければそちらの記事も参考にしてみてください
もちろん、僕は完凸しましたよ。


レスボ10が強い

今回のシナリオではレースに30戦近く出るのが育成のコツです。
レースに出走することでステータスとスキルポイントを上げてくれるレースボーナスは重要なサポート効果であり、レースボーナス10は今回の強いサポートカードの最低条件になっています。
SSRマチカネフクキタルはレースボーナス10なのでその点で使いやすいです。
逆にキタサンの評価が下がってきているように感じるのはレースボーナスが5であることが原因でしょう。
初期ステALL30が強い

SSRマチカネフクキタルの最大の特徴といえば「初期ステALL30」でしょう。
実装当初はこの「初期ステALL30」が強いのか弱いのかで議論になっていました。
アオハルシナリオにおいては初期ステが高いことにより、練習Lvが上がりやすくて強い。
新シナリオではシナリオリンクもなくなり、練習Lvの上げ方も変わるはずなので、弱くなるのではないかという意見が多かったように感じます。
しかし、今回のクライマックスシナリオはレースに多く出走することで、ステータスを伸ばすシナリオとなりました。
その結果、初期ステータスを高くできるマチカネフクキタルを採用することで、序盤から強いステータスでレースに臨むことができます。
ステータスが高ければ、それだけレースで勝利しやすくなるという利点が生まれるようになりました。
初期ステALL30が今回の育成ギミックと非常に相性が良いです。
体力消費減と失敗率ダウンが強い

マチカネフクキタルのもう一つの特徴といえば、友人カードのように「体力消費減」「失敗率ダウン」を持っていることだと思います。
この効果もやはり強いです。
クライマックスシナリオでは体力管理が非常に難しいです。
レースに出走することでかなりの体力を奪われるため、基本的には体力は半分以下の状態で育成を続けることになります。
練習をするためには回復アイテムを使っていくことになるわけです。
ただ、できるだけアイテムは使いたくないんですよね。
フクキタルの「体力消費減」と「失敗率減」があるおかげで体力管理や失敗率管理をしやすくなり、お休みを踏む回数が減ります。
お休みが少なくなれば、練習回数を増やすことができるようになるわけですね。
今回は練習を踏めるタイミングというのが少なくなりますが、1回の練習で上がるステータスが大きいので1回や2回の練習が増えるだけでも大きなメリットとなります。
得意率0で強い

今回のシナリオでは「得意率が重要である」という話を聞いたことがあるかもしれません。
得意率が高いことにより、3人以上の友情を発生させやすくなります。
そのタイミングでメガホンやアンクルを使うことで練習性能をブーストさせ育成するというのが今回の重要な特徴なので、確かに得意率は重要な要素になります。
しかし、最近注目を集めているのはマチカネフクキタルやナリタトップロード、イクノディクタスのように得意率が低いサポートカードです。
得意率が高い方が良いとされているのにも関わらず、得意率の低いサポートカードが使用されているのはなぜでしょうか?
長らく得意率の高いキタサンブラックが人権サポカとして使用されてきたことで、「得意率は正義」と考えている人も多いかもしれませんが実はこれは間違いです。
URAやアオハルシナリオでは1回の育成で何回ダブル友情以上を発生させられるかが重要だったので、得意率が高いというのは大きなメリットでしたし、大事な上振れ要素でした。
しかし、今回のシナリオは1回の育成で2〜3回強い友情練習が来れば十分です。
そのタイミングに合わせて「アンクル+メガホン」を使用することで一気にステータスを上げることができます。
今回のシナリオは友情練習を発生させる回数よりもタイミングが重要ということで、上振れ狙いであれば、あえて得意率の高いサポートカードを採用する必要がなくなりました。
実は得意率はデメリットでもある
また、実は得意率というのはデメリットもあります。
今回のシナリオではステータスがかなり伸びやすいので、ステータスがすぐにカンストしてしまいます。
3年目の夏合宿が始まる前にスピードがカンストしているということも珍しくないのではないかと思います。
この、ステータスがカンストした状態では得意率は大きなデメリットになります。
スピードがカンストした場合には次は賢さやパワーなどの他のステータスを伸ばしていきたいと考えるはずです。
しかし、得意率があるせいでキタサンはもう上げる必要がないスピード練習に居続けます。
得意率があることによって、他の練習に行くことが少なくなるため、結果的に下振れに繋がります。
マチカネフクキタルは得意率が0のおかげで、このスピードカンストが見えた状態でも他の練習に行くことが多いので、ステータスの上昇に貢献することができます。
新シナリオでは「得意率の高いサポートカード」+「得意率の低いサポートカード」を組み合わせることが重要です。
根性育成で強い

今回のシナリオでは根性育成もしやすいシナリオになっています。
根性育成ではスピードとパワーも同時に上げることができるので1点集中型の今回のギミックと非常に相性が良いです。
ただ、根性育成をしていても、どこかのタイミングでスピードを踏まないと、根性だけが過剰に上がって、スピパワが足りなくなるという状況が発生します。
根性育成でも1枚はスピードカードを入れた方が上振れを発生させやすいです。
その中で、マチカネフクキタルはスピードカードではあるものの得意率がないので、根性の練習にも参加しやすく貢献できます。
たまにスピード練習で友情トレを発生させることができるので、そのタイミングでスピード練習をすれば足りないスピードを補うこともできます。
根性にいても、スピードにいても貢献してくれるマチカネフクキタルは根性育成においても使いやすいカードです。
ここまで、SSRマチカネフクキタルの強さについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
SSRマチカネフクキタルは今回のクライマックスシナリオのギミックと非常に相性がよく、扱いやすいカードになっています。
実は僕が気になっているサポートカードがありまして、そちらを紹介してこの記事を終わりにしたいと思います。
根性バクシンオーが実は人権?

そのサポートカードがこちらの「根性サクラバクシンオー」になります。
次のチャンミが長距離なので、根性育成がしにくいというのもあり、今はまだサポートカードは注目されていないんですが、実はかなり強いんじゃないかなと考えています。
SSRマチカネフクキタルとの共通点が多いのでその特徴についてまとめてみました。
スピードフクキタルと根性バクシンオーの意外な共通点
- レースボーナスが10
- 友情練習に参加できる
- 得意率が0
- 出張性能が高い
- 他のサポカにはない強みがある
今回のシナリオではステータスが簡単にカンストするため得意率よりも他の練習でも貢献できる出張性能の方が重要ではないかと考えています。
その点において、この根性バクシンオーは絆80でトレ効果20になるため根性以外での練習性能が高いです。
他の練習での貢献度が高いので2枚目以降のカードとして優秀です。
また、根性サポートカードでもあるため、根性デッキの場合にはダブル以上の友情に参加することもできます。
確定で「地固め」がもらえる
そして、なんといっても根性バクシンオーの最大の特徴といえば連続イベントで確定でもらえる「地固め」でしょう。
地固めは逃げの必須スキルとも言えるスキルですが、今までは因子継承での取得が主流となっていました。
今回の育成は1回で時間がかなりかかるので、因子継承待ちをするのはかなり辛いです。
チャンミ育成だと距離Sも必須になってくるので、距離Sと地固めを同時に取得するのは確率がかなり低くなってきます。
クラシック期の継承でリセットするとしても15分ほどはかかると思います。
なので、地固めを取得しやすい根性サクラバクシンオーを採用することで因子継承の効率を上げることができるので育成時間を短縮することができます。
以上のような理由から今後の逃げ育成の必須のサポカになるのではないかと考えています。
まとめ
新シナリオでのマチカネフクキタルの強さ
- レースボーナスが10
- 初期ステALL30でレースに勝ちやすい
- 「体力消費減」「失敗率ダウン」で練習回数が増える
- 得意率0でスピードカンスト後も活躍できる
- 根性育成の足りないスピード、パワーを補ってくれる
今回のSSRマチカネフクキタルはクライマックスシナリオのギミックとかなり相性が良いサポートカードとなります。
元々デッキパワーの高さは話題になっていたので、新シナリオでも強いんじゃないのかな?
と僕は考えていたのですが、やっぱり強いサポートカードでしたね。
今回のクライマックスシナリオでは今までのサポートーカードの評価基準とは大きく変わってきているので、今までの評価基準を一度リセットして0ベースで評価をした方が良いと思います。