先行は弱い?

みなさんピスケス杯の育成は進んでいますでしょうか?
今回はクライマックスシナリオが実装されたこともあり、育成のやめ時がわからないですね。
ピスケス杯では長距離チャンミだということもあって、追込で育成されている人が多いのではないかと思います。
他にもアニバーサリーで実装されたキタサンブラックも今回のチャンミと相性が良いと言われており、採用が多そうですね。
無料10連があったこともあり、採用率は高くなるでしょう。
そんな中でも、今回弱いと言われているのが先行の脚質です。
まぁ、先行は今回に限らず毎回弱いと言われている気がします。
僕は今回のピスケス杯の構成は「逃げ・先行・差し」の構成で行こうと考えています。
タマモクロスは今回お留守番です。
理由は先行育成の記事はネタとしておもしろいなと思ったのと無料ガチャで手に入れたテイエムオペラオーを使いたかったからです。
というわけで、ピスケス杯での先行育成の考察記事を書いていこうと思います。
先行の基本的な特徴はこちらにまとめています。
アップデート後も基本的な仕様は変わっていないので、よければ参考にしてみてください

ピスケス杯で先行育成の課題

まず、今回のピスケス杯で先行がなぜ弱いと言われているのかについてまとめてみましょう。
先行は毎回弱いと言われていますが、仕上げれば安定した勝利を稼げる脚質だと思います。
欠点を理解することで先行を勝たせることは十分に可能だと思うので、ピスケス杯での先行の課題をまとめてみましょう。
有効加速スキルがない
先行の一番の課題は「加速スキルが少ない」という点ですね。
通常のスキルでは「真っ向勝負」ぐらいしかあてにできる加速スキルがありません。
あとは固有を有効に使うか、継承で使えそうな加速スキルを採用する必要がありますね。
スタミナ消費が多い
ピスケス杯でのもう一つの懸念点ですが、先行はスタミナの消費が多いという点も今回のチャンミで採用しづらい点です。
他のレースではスタミナの消費量は問題にはならないのですが、今回のピスケス杯は過去最高のスタミナが必要となるチャンミです。
スタミナ1100以上+金回復が2個と言われる環境の中で、かなりステータスがキツいです。
スタミナが多く必要だというのは今回のチャンミにおいては大きなデメリットとなるので、スタミナ問題も解決する必要があります。
ピスケス杯で先行が勝つための対策

では今回の課題を把握した上で、その対策について考えてみます。
対策がわかればピスケス杯でも先行のウマ娘を勝たせることは可能だと思いますので、僕が考えた対策をご紹介します。
加速スキルとして「勝鬨ワッショイ」を採用する
ピスケス杯で逃げ・先行を採用する際に必須となるスキルがキタサンブラックから継承できる「勝ち鬨ワッショイ!」になります。
アニバーサリーでの目玉ガチャであったキタサンブラックですが、さすがにG1で7勝ということもあり強いスキルをもらったなという印象です。
この「勝ち鬨ワッショイ!」が強いと言われている理由なのですが、最速で加速を発動できるからです。
今まで、長距離チャンミでは最速で発動できる加速スキルが「直線一気」だけでした。
つまりは長距離チャンミは「直線一気」を採用できる追込一強環境だったんですね。
その中で「直線一気」と同じタイミングで発動する固有を持つキタサンブラックの実装のおかげで前方の脚質にも勝ち筋が出てきました。
逃げ・先行では必須の継承スキルだと考えられます。
金回復スキルは2個以上
今回は過去最高のスタミナが必要とされているチャンミになります。
その中でも先行は必要スタミナが他の客室よりも多いという点から、スタミナに関しても妥協することは許されません。
金回復は必ず2個積んでおきたいところです。
ルムマを見ていると、金回復1+白回復1という構成も見ますが、あまりおすすめできない構成だと感じます。
中盤スキルを多く取得する
これらを踏まえてどうするかということなんですが、ピスケス杯で勝つ最大のポイントは終盤までになんとか2位に入り込んで「勝ち鬨ワッショイ!」を発動させることです。
そのためには中盤スキルを多く取得して、前方に上がっていく必要があります。
今回はライバルレースで勝利することでスキルを獲得していくことが可能なので「長距離コーナー」「長距離直線」「先行コーナー」「先行直線」などを取得して中盤での競り合いに強いウマ娘にしたいところです。
賢さを上げる
中盤の位置取りを上げるもう一つの方法は賢さを上げることです。
今回はスピード、パワー、スタミナを確保しつつ賢さも上げなければいけないと考えるとかなりキツいと思います。
ただ、 今回のピスケス杯では下り坂が長いため「下り坂ブーストモード」というシステムに賢さのステータスが関係してきます。
賢さを上げることで勝率を大きく上げることができるので、できる限り高い数値を目指しましょう。
基本的には前回のアクエリアス杯でのエルコンドルパサーの戦略と変わりません。
アクエリアス杯ではプラチナを取得することができたので、仕上げることさえできれば今回もプラチナを取得するこてゃ可能だと思います。

クライマックスシナリオの欠点

今回の育成の先行の育成法を考えていて気づいたことなのですが、クライマックスシナリオには欠点があるなということに気がつきました。
今はアオハルシナリオでの育成はあまり意味がないと考えている人も多いかもしれませんが、今回わかった欠点を重要と考えるのであれば、今後はアオハルシナリオでの育成も必要になることがあるかもしれません。
クライマックスは中盤速度スキルが弱い
クライマックスとアオハルを比較してアオハルが勝っている点として挙げられるのが「中盤速度スキルが弱い」部分です。
アオハルシナリオでは普通に育成するだけで「アガってきた!」「アオハル燃焼・速」を取得することができたんですよね。
当たり前のように他のトレーナーも採用していたスキルだったんですが、アオハル環境は中盤の競り合いが重要だった環境だと思います。
クライマックスシナリオで育成することでこれらの取得することができないので、中盤速度スキルはアオハルに比べて取得するのに苦労しますね。
強化されたノンストップガール(垂れウマ回避)
また、もう一つ今後のアオハル育成でのポイントとなることに「ノンストップガール」の強化が挙げられます。
こちらもアオハルシナリオで育成していれば、誰でも取得することができるスキルでしたが、今回のアップデートでかなり強化されたようです。
以前よりもかなり発動率が上がったみたいですね。
また、ブロックも横のレーンにウマ娘がいても大丈夫になったようなので、発動したものの前が塞がれているという状況も発生しません。
先行は加速スキルが弱いという点もあり、ノンストップガールの採用のためにアオハルシナリオでの育成もありかもしれません。
正月テイエムオペラオー育成のポイント

これらを踏まえた上で今回は正月オペラオーを育成していこうと思います。
理由は「使いたいから」というだけです。
元々、あんまりオペラオーは好きではなかったんですが、育成しているうちにファンになりました。
オペラオーはなんか中毒性のあるウマ娘ですね。
今回のピスケス杯でも十分戦えるウマ娘だと考えているので、その理由について紹介したいと思います。
金回復持ち
正月オペラオーは今回の育成で重要な金回復「円弧のマエストロ」を取得することができます。
金回復用にサポートカードを採用する必要がないというだけでも今回のチャンミでは採用する理由になると思います。
すごく固有持ち
またテイエムオペラオーの「恵福バルカローレ」は7個のスキルを発動させることで「すごく」固有となります。
発動時間は短いようですが、終盤の速度スキルがあるというのは終盤の長い長距離レースでは有利な点になると思います。
成長率が優秀
正月テイエムオペラオーは成長率も非常に優秀です【スピ:14%,スタ:8%,賢さ:8%】ということでスピ、スタ、賢さと今回のチャンミで重要なステータスの補正を全て持っています。
逆にこの補正で長距離で使わないならいつ使うんだという感じですね。
ダイワスカーレットでダスカロケットを狙うのもオススメ

ほとんどのトレーナーさんは正月テイエムオペラオーは持っていないと思います。
今回の☆2以下で優秀なウマ娘はダイワスカーレットだと思います。
ダイワスカーレットがピスケス杯でオススメの理由
- 金回復持ち
- 適性がマイル〜長距離と広いためクライマックスシナリオと相性が良い
- ダスカロケット !!
ダスカロケットとは?
ダスカロケットという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、ダスカロケットについて簡単に解説します。
【ダスカロケットとは】
ダイワスカーレットの固有スキル「ブリリアントレッドエース」は速度+加速の複合スキルである。
終盤のスパートに入る直前に1着になることで「ブリリアントレッドエース」が発動!!
最高速度を上げた状態で終盤のスパートに入りそのまま加速していくことで、後続を置き去りにするのだ!!
先行では中盤の位置取りが重要ということで基本的には「勝ち鬨ワッショイ!」を採用する戦略と変わりません。
ただし、ブリリアントレッドエースは1位になる必要があるので、中盤での前方への位置取りはさらに重要になります。
また、ダスカロケットは発動させるタイミングがかなりシビアなので、ハマれば強いロマン砲だと考えて採用するのが良いでしょう。
まとめ
ピスケス杯で先行のウマ娘を勝たせるポイント
- 「勝ち鬨ワッショイ!」は必須スキル
- 中盤スキルが重要
- スタミナが重要で金回復2個欲しい
- 賢さも重要
- 迷ったらダスカロケット
今回は先行育成についての考察をしましたが、やはり先行で勝利するのは厳しそうかなという気はします。
スタミナ・賢さと他の脚質に比べて要求されるステータスが多いので、逃げや追込よりも高い完成度が求められますね。
ただ、勝てないわけではないと思うので、工夫すれば勝つことはできると思います。
みなさんの推しを勝たせることができるきっかけになれば嬉しいです。
【R4.3.19:追記】先行で勝てるテイエムオペラオー完成した



ピスケス杯の直前になってしまいましたが、作ろうと考えていたテイエムオペラオーが完成しました。
ステータスはもうちょっと伸びると思っていたので、完成度には不満があるものの、スキルの構築に関しては満足しています。
ルムマでも何勝かできたので、本線が始まれば、決勝に行けるだけの勝率を挙げることはできるのではないかと思います。
スキル構成について簡単に解説します。
加速は2つ
先行の欠点は加速が弱い点にあります。
そのため、加速スキルの問題を解決しないといけませんが、今回は「勝ち鬨ワッショイ!」と「真っ向勝負」を採用しています。
これで、加速の問題は解決できるはずなので、どうやって「勝ち鬨ワッショイ!」を発動させるかがポイントになってきます。
中盤速度スキルに全振り
スキルを見てもらえると、最低限の回復スキルと最低限の加速スキル、緑速度スキルだけ積んで、それ以外は中盤速度スキルにポイントを回しています。
これはレース終盤までに2位までに上がり「勝ち鬨ワッショイ!」を発動させることを最優先しているからです。
とにかく中盤に多く速度スキルを発動して、2位以上になれたら勝ちパターンに入ることができます。
加速が逃げと同じであれば、逃げよりも速く走れる分先行の方が有利になります。
「一番星」は不採用
クライマックスシナリオに入って「一番星」を積んでいる人はかなり多いですが、僕は一番星は気軽に積んで良いスキルではないと考えています。
今回のテイエムオペラオーに関しては「一番星」は不採用です。
理由は「一番星」が中盤速度スキルとしては使えないためです。
同じスキルポイントを使うのであれば、オペラオーの覚醒スキルである「真打」の方が強力で終盤直前での位置どりを押上げてくれます。
「一番星」を採用するとスキルポイントが400近く取られてしまうので、取得できる中盤速度スキルが少なくなります。
「一番星」があると中盤力が弱くなってしまうので今回は不採用です。
「一番星」はとりあえず積んでおけばいいという万能スキルではないので、採用する際はどのような目的で採用するのか考えておきましょう。
