【考察】キタサンやファインに虹の解放結晶は使うべきか?

目次

ファイン復刻予想当たりました

Twitterでも言っていますが、このタイミングでのファインモーションの復刻は新シナリオの実装後でもファインモーションが使用できることを示唆しています。

翌週の新シナリオでファインモーションが使えないようなシナリオであったり、賢さのぶっ壊れサポカが来た場合には「運営のやり方が汚い」という人が出てくるので、炎上してしまう恐れがあります。

そのため、周年ガチャは賢さのぶっ壊れではないことが確定しました。

ファインモーションはまだまだしばらくは使えると思います。

まぁ、バレンタインブルボンが大型調整のおかげで梯子を外されたので、絶対とは言い切れませんが。

あれは見えてる罠でした。

今回は1周年後でも悩ましい、ファインモーションと虹の解放結晶についてのお話を書いてみました。

他に有力なサポカがないなら使うべき

SSRキタサンブラック

結論から書かせていただきます。

アニバーサリーでジュエルを使い果たしてしまった上で、キタサンやファインが3凸していれば積極的に虹の解放結晶は使ったほうがいいと思います。

中にはこう考えている人もいるかも知れません。

「ガチャはインフレするもの。1年前に出たキタサンやファインはすぐに使えなくなる。だから虹の解放結晶は貯めておいたほうがいい」

虹の解放結晶は貯めておいたほうがいい。

果たして本当にそうでしょうか?

僕はこう考えます。

キタサンやファインは2022年でも半年〜1年は使えるサポートカードである

このように考える様になった考察について解説していきたいと思います。

今後のインフレには2パターンある

オグリキャップのオーラ

ガチャはインフレしていくもの。

たしかにその通りです。

インフレしていかないとガチャは売れなくなってしまう。

運営側としては売上の出ないガチャは出したくないので、できるだけどんどん強いガチャを出していきユーザーにできるだけガチャを引いて欲しいと。

しかし、運営側の本当の願いは「ガチャを引いてほしい」であって「ゲームをインフレさせたい」わけではないんですね。

ウマ娘の現在の運営の方針を考えると、ウマ娘の今後のガチャには2パターンのインフレがあります。

数値のインフレ

まずは数値によるインフレです。

キタサンやファインは数値の優秀なサポートカードです。

これに関しては非常にわかりやすい。

今まで出たサポートカードよりも数値を高くすればいいわけです。

「得意率150」「トレ効果30」「友情トレ50」

こんなサポカがあれば誰だって引くでしょう。

数値のインフレはユーザーの購買意欲を抑える

数値のインフレをさせることのデメリットはユーザーが復刻ガチャを引きづらくなってしまうことにあります。

理由はシンプルです。

「昔のガチャよりも今のガチャのほうが強い」

数値をガンガン上げていくことでインフレを起こし、ユーザーにガチャを引かせていると、過去に優秀だったガチャは引かれなくなってしまいます。

そりゃそうですよね。今のほうが強いわけですから。

あえて弱いガチャを引くメリットはありません。

もしかすると復刻ガチャどころか、現在実装中のガチャすら引かなくなってしまうかもしれません。

アニバ等の1周年で破格の性能のガチャが来ることがわかっていれば、わざわざ今のガチャを引くよりも、大きいイベントのタイミングでガチャを引いたほうがいいですからね。

数値によるインフレはユーザーのガチャを引きたいという意欲を抑える効果があります。

ギミックによるインフレ

SSRニシノフラワー

もう一つはギミックによるインフレです。

数値は高くないが、他の要素でサポートカードを強くしようという方法です。

2022年の正月にSSRマチカネフクキタルが来ました。

スピードと友人のハイブリッド型のサポカです。

このタイミングからウマ娘はギミックによるサポカを採用し始めましたね。

その後賢さニシノフラワーの固有ボーナスが「愛嬌100で賢さボーナス3」という性能で話題となりました。

今までの数字によるサポカとは違う方向でのサポカを模索し始めたことによって、今後のガチャの傾向が変わることが予想されます。

ギミックによるインフレはわかりづらい

ギミックによるインフレは性能が分かりづらい傾向にあります。

「特定の条件で性能を発揮する」というものが多いので、その条件を満たすためにどれだけのリソースを割かないと行けないのかを考える必要があります。

スピードマチカネフクキタルや賢さニシノフラワーは一部では強いと評価されているものの、弱いという意見も多いです。

それは本質を発揮する条件が制限されているため、他のサポートカードと比較するのが難しいからですね。

誰もがわかるインフレはよくない

SSRアグネスデジタル

先程、2種のインフレについて解説しましたが、「誰でもわかるインフレ」というのは運営側としては望まないわけです。

わかりやすいインフレは「現在よりも、未来に出てくるサポカの方が強い」という印象をユーザーに与えるため、現在実装されているガチャの評価を下げてしまう恐れがあります。

そのため、ガチャのインフレというのはわかりやすいよりも分かりづらい方が、ユーザーがガチャを引く判断を鈍らせることができるため、あたりのガチャかどうかを見極めるのを難しくします。

どのタイミングで実装されたガチャが当たりなのか分からない方が、ガチャを引くタイミングが増えるため運営側としては売上を取りやすくなると思います。

未知の可能性を秘めるSSRアグネスデジタル

ちょうど、先日SSRアグネスデジタルが実装されたのですが、アグネスデジタルには「5種類のサポートカードを編成することでトレ効果15」という特殊な固有ボーナスを持ちます。

アグネスデジタルが実装されたときには固有ボーナスが特殊なことでこういう意見があります。

「今は弱いが、次のシナリオでは強いのではないか?」

これはガチャを売る運営側としては理想的な状況ですね。

「未来の状況を見据えて現在のガチャ」を高く評価しているわけです

数値によるインフレでは「未来の状況を見て現在のガチャ」を低く評価する傾向を考えると真逆と言えます。

運営がガチャを引かせたいと考えているのであれば、今後はギミックによるガチャがメインになることは確実です。

今後はサポカの相性が重要

仲良しキングとスペちゃん

2022年はギミックによるサポートカードが主流になると思います。

そのような環境になるとどのような変化が起きるかというと「ギミックとギミックの相乗効果」が発生します。

すでに現段階でも相乗効果がある組み合わせがあります。

「SSRアグネスデジタルと根性サクラバクシンオー」ですね。

アグネスデジタルの固有ボーナスは「5種のサポカが必要」のため、現環境では余り使われないスタミナか根性をデッキに組み込む必要があります。

そして、根性サクラバクシンオーは「根性以外の練習で強い」サポートカードです。

どちらも、単体では使いにくい性能をしていますが、この2枚はお互いの欠点を補完しあう関係なので、セットで使いたいところですね。

このように2022年のサポートカードは単純な性能の高さよりも、サポートカードごとの相性を気にする必要が出てきました。

汎用性の高いサポカは今後も使える

ただ、サポートカードの相性という考え方が出てきたからと言って、すべてのガチャを引くわけには行きませんよね。

それではいくらお金があっても足りません。

そこで活躍するのがキタサンやファインなどの「数値が高い」サポートカードです。

数値の高いサポートカードはギミックによる使用制限がないため、どのギミックでも使いやすいサポートカードとなります。

スピードの必要なギミックではキタサン。

賢さが必要なギミックではファインモーション。

このように強いギミックが出てきた場合の相棒となる可能性が高いので、今後もキタサンやファインモーションは使えると思います。

ファインやキタサンの上位互換はしばらく出ないと考える理由

腹黒い秋川理事長

ギミックによるインフレが今後主流になることは分かったけど、今後も数値の高いサポートカードは出るでしょう。

と考えている人もいるかも知れませんが、少なくとも半年はキタサンやファインを超えるサポートカードは出ないと思います。

なぜならキタサンやファインモーションよりも数値的に上回ったサポートカードを出した瞬間に他のスピードカードと賢さカード全体の評価が下がることになります。

つまり、復刻ガチャが引かれにくくなってしまいます。

運営側としても、引かれない復刻ガチャは出したくありませんので、現状維持でファインモーションとキタサンブラックを頂点としておいたほうが、都合が良いと思います。

引く側としても「キタサンやファインとの性能の違い」を理解して引くことになります。

現在では「乗り換え上手」が欲しい場合にはナイスネイチャ。「短距離」が欲しい場合にはカレンチャンという風に棲み分けができています。

ガチャが引かれている間は、わざわざ強いサポートカードを出す必要がありません。

未来に対するインフレ期待は抑えたい

また、一度でも今よりも数値の高いサポートカードを実装してしまうと、ユーザーの未来に対するインフレ期待が高まってしまいます。

「1周年で数値の高いサポカが来たのだから、2周年ではもっと数値の高いサポカが来るはず」と考えるのが普通ですよね。

ガチャを引かせようと考えた場合にはユーザーのインフレ期待は上げないほうが望ましいです。

ウマ娘の運営は1周年に向けてかなりピッチを上げて復刻をしてきたので、もう復刻で売上が見込めそうなサポカはほとんど残っていないです。

パワーライスぐらいでしょうか?

そのパワーライスもアオハルでのシナリオリンクが切れてしまうので、評価は落ちてしまいます。

つまり、今後は復刻ガチャの売り上げが見込めなくなってしまうんですよね。

それは運営としても困ると思います。

もし、ファインモーション以上のサポートカードを出した場合には、なおさら復刻ガチャは引かれなくなってしまうでしょう。

インフレはアニバを境に一旦ストップすると思います。

インフレすると思って復刻ガチャを我慢したら、半年後もまだまだキタサン、ファインは現役でした。

というような状況になったら、次にキタサンやファインが復刻ガチャできた時に引かざる終えません。

キタサンやファインモーションがいつまで現役で使えるのかがわからない。

その状況が運営側としては望ましいはずです。

ギミックでサポカを売っている間は数値のインフレを起こす必要がないので、キタサンやファインの性能を据え置きの方が都合がいいと言えます。

ファインモーションが腐りにくい3つの理由

SSRファインモーション

今まではキタサンとファインはまだまだ使えるのではないかという考察を書きましたが、ここからはアニバ前に復刻ガチャに実装されたファインモーションがさらに優秀であるというお話をします。

今の人権サポカといえば、キタサンブラックですがキタサンは得意率のおかげで今の環境に非常にマッチしている印象です。

今の環境では得意率が高いスピードカードが非常に優秀な環境なので、その点においてキタサンは人権サポカだといえます。しかし、今後は根性やスキルのてこ入れがあるため、スピードカンストが必須でなくなる可能性があります。

または、新シナリオや新サポカのおかげで、スピードサポカを入れなくてもスピードを上げることができる環境が来るかもしれません。

そうなった場合には、得意率の高さはむしろデメリットになりますね。

それと比べるとファインモーションは癖がなく、どのデッキにも合いやすいため、今後も採用されやすいサポカになるのではないかと思います。

ファインモーションが今後も使える理由は3つあります。

数値のバランスがいい

まず、ファインモーションが優秀なサポカである一つ目の理由は数値のバランスが非常に優秀なことにあります。

こちらが、比較ツールで現在の優秀なサポカを比較したものとなります。

賢さサポートカード比較
https://gamewith.jp/uma-musume/article/show/283210

まず、こちらの表を見ていただいてわかるのが、練習性能は他のサポかと比較してもトップだということがわかります。

「友情」「やる気効果」「トレ効果」「スピボ」と練習性能に必要なすべてを持っているため、賢さに来た時に非常に高い練習性能を発揮してくれます。

ニシノフラワーは賢さ練習においては優秀であるものの、レースボーナスが無いため、サポカの編成でレスボを高くする必要があります。

また、ファインモーションの優秀な点は他の練習でも貢献できるという点にあります。

「トレ効果15」「レースボーナス10」があるおかげで賢さ練習以外でも高い性能を誇ります。

「トレ効果15」「レスボ15」のナイスネイチャよりは劣るものの、ファインモーションは「やる気効果30」と賢さ自体での練習性能の高さの点でナイスネイチャよりも優秀と言えます。

賢さ練習においても、他の練習においてもトップクラスである点がファインモーションをいまだに人権サポかと言われる理由です。

仮にファインモーションよりも強いサポカが来たとしても2番手としては十分に仕事ができるサポカでしょう。

賢さ練習は重要

2つ目の理由というのは賢さが重要なステータスであるという点です。

アップデートや新シナリオによって各ステータスの重要度のバランスが変わるかもしれませんが、 賢さがデッキから消えることはないのではないかと思います。

というのも、賢さは位置取りやスキルの発動率に影響しているため、ウマ娘の完成度を突き詰めると、賢さというステータスが今後も軽視されることはないのではないかと思います。

また、賢さ練習には「体力回復」「スキルポイントUP」という他の練習にはない特徴がありますので、今後も賢さ練習をできるだけ踏みたくないというような環境にはならないと思います。

URAのシナリオにおいてもアオハル杯が実装される直前には賢さ育成が流行り始めていたため、新シナリオで一時的に賢さの重要度が下がったとしても、後日賢さの重要性が上る可能性はあると思います。

賢さは賢さ練習のみで上がる

3つ目の理由は賢さは賢さ練習でのみ上がるという点です。

よく、インフレの例としてスーパークリークがパワーライスにポジションが奪われたということが挙げられますが、それはスタミナはパワーで上げることができるからです。また、同時に来た樫本理子もスタミナを上げることができるという点から、スタミナサポカの価値が急激に下がってしまいました。

しかし、賢さの場合はどうなるかというと、賢さを上げる方法は賢さ練習しかありません。

その点において、スーパークリークのように他の練習で代用ができるという状況が発生しにくいです。

可能性としては、友人サポカで賢さを上げることができる可能性や新シナリオにおいて、練習をしなくても数値を伸ばせるというギミックが出る可能性がありますが、それでも賢さ練習は「体力回復」という他の練習とは違う性質を持っていますので、賢さサポカがデッキから外れることはないと思います。

どのくらいの期間使えそうか?

キングヘイローてへぺろ

とりあえず、キタサンやファインが使えるのは短くても半年かなと思います。

使えるというのは「1番手or2番手としてデッキに組み込まれる」状況です。

運営の方針次第では1年以上使える可能性もあると思います。

しばらくはギミックをこねくり回してサポカを出してくると思うので、そのネタが尽きるまでは数値によるインフレは起こらないと思います。

サポカのギミックのネタが尽きてから、数値の高いサポカを出してくるとしたらギミックである程度インフレさせた後でしょう。

半年以上のジュエルの節約は意味がない

「半年しか使えないサポカにジュエルや虹の解放結晶は使うべきか?」

という議論もあると思いますが、僕は半年使えるのであれば積極的に使ってしまっていいと思います。

半年もあれば「ジュエル」も「虹の解放結晶」も十分貯まります。

ジュエルや虹の解放結晶を貯めるというのはソシャゲとしては賢いプレイスタイルだと思いますが、貯めている間は他のプレイヤーよりも不利な状況でプレイすることを強いられます。

また、貯めている間に環境が大きく変わってしまい、ジュエルや虹の解放結晶を貯めるだけでは太刀打ちできなくなってしまったということになる可能性もあります。

収入と支出のバランスをしっかりと考えてガチャを引いていくのが望ましいわけですが、半年ほどの計画でガチャを引いていくのが理想ではないかと思います。

半年もすれば環境が変わります。新シナリオも出ますし、サポカもインフレしていきます。今一番強いガチャというのは半年後には2番めになっている可能性が高いです。サポカが使えなくなるのはソシャゲの宿命です。

どれだけ、我慢して強いと思ったガチャを引きにいっても、その半年後にはそのサポカは使えなくなってしまうかもしれません。

そう考えると、「ガチャは半年程度の使い捨て」という考えで引いていくのが良いのではないかと思います。

ガチャを引く基準が明確に決まっていると有力なガチャが来た時に「このサポカは半年以上使えそうか?」ということを考えながら引きますので、失敗もしづらくなると思います。

ゲームをしているうちに永久に使えるサポカというのはそうそう出てきませんので、ジュエルや虹の解放結晶を使うことにあまり神経質になることもないと思います。

まずはゲームを楽しむことを考えてプレイしていきましょう。

まとめ

アニバ前ということもあり、皆さんがガチャを引きたくなるように色々と仕掛けてきていますが、その辺りは運営との駆け引きだなという感じで色々と考えるのが楽しいですね。

今まで運営がファインモーションで稼ごうと思えば、他にも実装するタイミングはあったと思うのです。秋頃とかは特に実装タイミングとして理想でしたね。それでも、あえてアニバ前の一番重要な時期にぶつけてきたというのは運営としては今後もファインモーションを大切に扱っていきたいサポカであるというメッセージなのではないかと思っています。

ファインモーションは性能を見れば見るほど、腐る要素が見当たらないので、今後も使えるサポカではないかと考えています。

ガチャを引いてすぐに使えなくなる可能性もあるかもしれませんが、ガチャを引くのは自己責任でお願いします。

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