フレンド枠の使い方で勝敗が決まる

ウマ娘の育成をするときに一番頭を悩ませるのがデッキ構築だと思います。
チャンピオンズミーティング用の育成をしている時に、自分が想定していたウマ娘に近づけない場合に「デッキが悪いのか?」「育成方針が悪いのか?」もしくは「上振れしてないのか?」わからずに頭を悩ませますよね。
特に無課金、微課金トレーナーはサポートカードもあまり揃っていないので、強くないサポートカードを使って育成しなければいけません。
しかし、サポートカードにはフレンド枠というオールマイティ的な枠があります。
フレンド枠はどんなサポートカードも使うことができるので、選び方次第で強くも弱くもなります。
1枚だけ使えるこの枠はどのように使うことで強く育成することができるのか?
今回はそのことについて考えたいと思います。
活用法は2パターン
デッキにサポートカードを入れる時に期待する効果は大きく分けて2つあります。
「ステータスを上げる」「スキルを獲得する」
この2つです。
デッキを組む時にはこの2つのどちらの効果を期待しているのかを意識していきましょう。
ステータスを上げる
サポートカードの役割の1つはステータスを上げることです。
ステータスはすべての育成のベースなので、まずはステータスをできるだけ上げる育成をしていきたいです。
最近はスピードはカンストさせるのが一般的なので、まずはスピードをカンストさせることと、レースを走りきれるだけのスタミナを確保していきたいですね。
ステータスを上げるためにデッキに組み込まれるサポートカードの例は以下のようなサポートカードです。
スタミナ 全ステ 全ステ スピード パワー&スタミナ 賢さ
これらのサポートカードは練習性能が高くステータスを上げるのに向いています。
サポートカードがまだ揃っておらず、評価値がAランク程度で止まっている場合にはこちらのウマ娘を借りることで、評価を伸ばすことができます。
チーム競技場では評価値を伸ばすことが重要なので、これらのサポートカードが向いています。
スキルを獲得する
もう一つのサポートカードの役割はスキルを獲得することです。
金スキルはSRでは獲得する事ができず、SSRからしか獲得できないのでフレンド枠をスキルのために採用するというのもおすすめです。
スキル用に採用されるサポートカードは以下のサポートカードになります。
乗り換え上手 豪脚
地固めじゃじゃウマ娘
真っ向勝負円弧のマエストロ コンセントレーション 円弧のマエストロ
スキルは勝敗を左右する大きな要素です。
ステータスを上げても勝てない場合にはスキルを見直したほうが良いかもしれません。
特に回復スキルは中・長距離の育成では必須になってくるので、自前で回復スキルを持っているウマ娘以外はフレンド枠で回復スキルを取得しないと厳しいかもしれません。
チャンピオンズミーティングではスキルが重要です。有効なスキルを発動し、レース展開に強いウマ娘を作る必要があります。
オススメは金スキル枠として使う

フレンド枠で借りるウマ娘を考える時に一番考慮すべき点は「フレンド枠は金スキル枠」であるという点です。
SRからは金スキルが取得できないため、金スキルを取得するためにはSSRを採用しなければいけません。
無課金・微課金はSSRを完凸させるだけのジュエルを持っていないため、金スキルを取得しようとすると必然的にフレンド枠を使用することになります。
必要スキルは脚質や距離により変化するため、すべてのサポートカードを用意するのは難しいです。
ですので、フレンド枠で借りるのが効率よく、ジュエルを節約しながら育成するコツでもあります。
A+あれば十分
また、ステータスを上げるためにフレンドを借りるとしても、一定以上の評価値を超えてくると勝敗に与える影響が少なくなってきます。
そのボーダーがA+になります。
現環境では重要なのは「スピード」「スタミナ」「パワー」になりこの3つを上げることで勝利することができます。
賢さはスキルポイントを獲得できますが、逃げ以外ではそこまで勝敗に影響しないため、無理にあげる必要はありません。
A+まであれば、チャンピオンズミーティングのAグループ決勝に行けるウマ娘を育成することができます。
チャンピオンズミーティングはAグループ決勝まで行けば、多くのジュエルを獲得できますし、決勝戦ではマッチング運が勝敗の大きな要因なので、運要素が大きいです。
そのため、S以上のウマ娘を作る必要はありません。
A+のウマ娘を育成するために必要なサポートカードは完凸したSRで十分ですので、ステータス上げにフレンド枠を借りるのはもったいない気がします。
ステータス用のサポートカードは自分で用意したい

先程、「フレンド枠は金スキル枠」であると書きました。
では逆にフレンド枠ではない自分で用意すべきサポートカードはどのようなものがよいのか?
それを考えれば、ガチャを引くタイミングがわかります。
スキルはフレンドで借りる。
つまり、「ステータスを上げる」ためのサポートカードを自分で取得すればいいわけですね。
ステータスは「スピード」「スタミナ」「パワー」「根性」「賢さ」の5つのみです。
そのうち根性はほとんど意味のないステータスなので取得すべきサポートカードは4種類のみです。
ステータスを伸ばすサポートカードは脚質や距離に影響されることが少ないので、汎用性も高くデッキに使いやすいです。
今後新しいサポートカードが出てきたとしても「スキルが優秀か?」「ステータス上げが優秀か?」
この観点で判断すれば、ガチャを引くタイミングを間違えることはないと思います。
SSRマチカネフクキタルをフレンド枠で借りるのはオススメしない

ステータスを上げるのが非常に優秀なマチカネフクキタルですが、このサポートカードはスキル面が非常に弱いです。
そのため、チャンピオンズミーティングを想定した場合には金スキル枠を潰してフレンドで借りるのはあまりオススメしません。
Sランクを作れたとしても、スキルが貧弱ではチャンピオンズミーティングで勝ち切ることができません。
カプリコーン杯であれば「ナイスネイチャ」や「マヤノトップガン」「サクラバクシンオー」を借りたほうが優秀なスキルが取得できるので勝率が上がるはずです。
そのため、フレンド枠でマチカネフクキタルを借りるのはオススメしません。
チーム競技場であれば、マチカネフクキタルの高いレースボーナスを活かして、スキルを多く取得することができるのでポイント稼ぎ用としておすすめです。